【MSCIインデックスについて】
MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が各市場の動きを市場時価総額に応じて指数化したもので、数多くのインデックスが存在する。その中でも最も広範囲な指標としてMSCI AC WORLD INDEXがある。
MSCI AC WORLD INDEXは先進国のみならず昨今の成長著しい新興国(エマージング)諸国を含めた指数である。具体的には、先進国市場指数であるMSCI WORLD INDEX(23カ国)と新興国市場指数であるMSCI EMERGING MARKET INDEX(27カ国)を合わせた計50カ国で構成されている。
シーゲル教授の言うように、世界市場時価総額の複製をつくりそれに投資しようとするのであれば、MSCI AC WORLD INDEXに連動する商品を使えばいいのである。しかし、実際そのような商品は現時点では存在しない。MSCI WORLD INDEXに関してはロンドン証券取引所に存在するが、国内での取引はできないのが現状である。
したがって、現存するインデックス商品を組み合わせることで世界市場時価総額の複製に近づけることが必要となるのである。これについてはポートフォリオ策定のところで言及したい。
つまり、MSCI AC WORLD INDEX = MSCI WORLD INDEX + MSCI EMERGING MARKET INDEXということになる。ただ、パッシブ投資家にとってMSCIインデックスを細かく覚える必要は毛頭なく、実際の金融商品の構成がどのインデックスに連動しているのか、そのインデックスはどういったものなのか、それらを理解していれば十分である。各金融商品のディテールはそれぞれ言及する。

先にも触れたがインデックスを利用したパッシブ投資は驚くほど簡単なのである。時間も頭も使わない。しかも過去の実績は目を見張るものであるのである。
それでもMSCIインデックスの細かな分類を知りたいという方は、「海外移住を目的とした資産運用」のこちらの記事が視覚的にも分かりやすく参照されたい。
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